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       実力をつける地理〜問題5例 E-juku1st.Comの中学数・英問題集

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  実力をつける地理と歴史―高校入試へ向けて― 
 §4.<地理編VOL.4>
● 統計や資料に強くなる NO.2 <地理編 VOL.4>

 日本の総人口はいま、およそ1億2760万人。こんなのは常識。突っ込んで書
くと、1億人が昭和生まれの人、1800万人が平成生まれ、その半分の900万人が
明治・大正生まれの人という構成。もちろんこんなのは関係ないが、世界の国
の人口を見る場合、やはり日本の人口を基準に比較したり考えるわけだから、
およそ1億3000万人弱という数値は頭に入っておくこと。

 その日本の人口の10倍が中国で、13億人。2位はインドで10億人。何十年後
かはインドが中国を追い抜いて世界1位の人口大国になるらしいが、まあそれ
はさておいて。

 アメリカは日本の2倍強で2億8000万人、旧ソ連は2億5000万人で多かったが
分裂後のロシアは、日本よりやや多目の1億5000万人。

 さて他に、日本より多い人口を持つ国は、インドネシアの2億1000万人、ブ
ラジルの1億8000万人、そして意外に多いのはパキスタンとバングラディシュ
で各約1億4000万人。日本は9位となる。

 オーストラリアの人口は1900万人、韓国は4700万人。では、イギリスはいく
らだったでしょうか? 前回チラッと書きましたが、覚えているかな?・・・。
 
 フランス、イタリア、イギリスの3カ国は、およそ5800万人でした。そして
ドイツは8200万人。これくらい知っていると、公立・私立の入試問題で複雑そ
うにみえる資料絡みの問題でも、その中に人口が明記してあれば、まだ他に国
が載っていても、ほぼ正解が出せる。

 さて、勉強はここからでしょう! つまり、整理しなければ、暗記はできな
い。そしてどうしてもこれだけはというものと、余力がありプラスαとして覚
えておいたらよいものと、強弱をつけて覚えるのが、暗記のひとつのコツだ。

 しかし数値だけなので当然忘れやすく、紙に書いて壁に貼ったり、覚えきる
まで繰り返し見ることが基本の学習だね。また語呂合わせや自分なりのこじ付
けで覚える工夫をするのも、当然である。


 どれもすべておよその人口であり、ここ数年では大きく変動はないものとする。

1.基本中の基本(もしまだ知らない場合)
・中国、13億人。インド、10億人 日本は約1億3000万人弱。


 ここからが本番。この2番をマークすべし!
2.公立入試、私立入試で覚えていれば役立つもの。

・アメリカ、2億8000万人。
・フランス、イタリア、イギリスの3カ国は、およそ5800万人。
・ドイツは8200万人。

※関連づける知識
 フランスの国土面積は「55万平方キロメートル」。これは結構重要!
 小麦の輸出もよく出るね。
 日本は38万平方キロメートル、わかっているのかな?!
 (次いで、スペインは50万平方キロメートル)
 ドイツ:医薬品・自動車

・ブラジル、1億8000万人。ブラジルは日本との関連で、コーヒーだけでなく、
 ‘鉄鉱石’・‘大豆’が重要!! かなり意識して覚えるべし。

・オーストラリアは1900万人よりも、人口密度が2人/1平方キロメートル
 を暗記しておいたほうがいいね。(カナダは、3人/1平方キロメートル)


3.余分な知識。
 
・インドネシアの2億人を超えているということ。イスラム教を信仰。
・パキスタンとバングラディシュは日本より人口が多い。<私立入試のハイレ
 ベル対応>
・アフリカで一番人口の多い国。ナイジェリア:1億人強
・ロシアは、日本よりやや多く1億5000万人。


 以上、覚えていてもし入試で出れば、人と差が出る問題対応能力。
 こういうのはあくまで枝葉の知識で、使うときはあまりないのだが、上級レ
ベルには切れ味が抜群であろう。