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■ <新版>実力をつける地理問題集(通年用)
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「<新版>実力をつける地理」
 
―中1生と中2生を対象にした通年用の地理オリジナル問題集
 今回の新版では、「入試実践編」の問題を19枚から18枚増やし36枚とし、従来にもまし豊富に問題演習ができるようにしました。また基礎の「実力定着編」も含め、すべてのプリント内容を検証し、特に統計的データをできうる限り最新のものに修正しました。
 
 地理の内容を17の項目に別け、「実力定着編」、「入試実践編」、そしてくり返しの学習で覚えるべき知識を再確認するために「実力定着・再学習編」を用意、3段階の勉強ができるようになっています。また、すべて学習し終えたあとの実力チェックに、入試実力確認テストもつけ加えてあります。

 中1・2生が平常の学習のなか、地理のポイントの把握とまとめ、あるいは整理の勉強に役立つよう、そしてとりわけ、実力を高める数々のポイントと独自なノウハウを問題のなかに織り込んで作ってあるので、定期テストや実力テスト対策への勉強はもちろん、入試社会に向けた高い学力をこれ1冊で形成できる、まずどこにもない貴重な問題集となっています。


 たとえば・・・。
 4大工業地帯がありますね。いまはもう他の工業地区が大いに発達し、その工業出荷額もとても大きくなり、そのため北九州工業地帯を除いた3大工業地帯が一般的です。その内訳と特徴を掴んでおくのは基本としても、もう問題としては成立しにくくなっている。それに替えて各都道府県の工業出荷額のグラフの比較が、いまは問題の主流です。京浜工業地帯は印刷と出版の割合が高い、を覚えていても問題には対応できないわけです。つまり東京都と神奈川県の区別ができなくてはなりません。東京都は簡単ですから出題されるのはどこかといえば、千葉県と神奈川県、そして関東なら内陸部の栃木か群馬(これは機械工業がさかん)、または全国の他の2県との比較です。この千葉と神奈川を押さえたあと、愛知県を加えた3県の内容をしっかりマークしておけば(暗記)、問題の正解は9割以上は可能です。

 しかし、これではまだ不十分で、何を徹底して覚えるかといえば、「人口」です。47都道府県すべて覚えるのはもちろん無理で、
また人口ですから増減はつきものですが、それでもおよそのところを、そして「500万人」以上と「100万人以下」の県を暗記しておけば、上記の工業関係だけでなく他の問題にも、その資料(統計やグラフ)の出し方はいろいろあるものの、95%以上の確率でしかもすばやく判断、簡単に解くことができます。

 これはほんのひとつのノウハウですが、こういった暗記すべき点はとことん覚えこむ、逆に中途半端であまり汎用性のない問題や内容は思いきって削る(かなり熟慮検討していますが)、何が大事でまたポイントになるかをつねに明示し、それらを理解して追及し、暗記し、深く身につけなければならないか、その勉強を問題を通して教える、そういう実践的な、独自性溢れた問題集に仕上げました。

 この問題集をとおして、社会が好きな生徒は偏差値70以上を目指してください。また、社会は学年で1番をとってください。社会が苦手な生徒は、きちんとコツコツやれば最低でも偏差値60以上はとれるようになりますので、ぜひ頑張ってやってみてください。それらにじゅうぶん応える問題集であると自負しております。
 <新版>実力をつける地理」問題集

<新版>実力をつける地理」の構成
<A> 実力定着編 NO.1〜18
<B> 入試実践編T
入試実践編U
NO.1〜19
NO.20〜36
<C> 実力定着・再学習編 NO.1〜18
解答 実力定着編<A&C> NO.1〜18
解答 入試実践編<B> NO.1〜36
+(追補)
問・解 入試実力確認テスト NO.1〜4
※※※※※※※※※※※※※※※※※※
価格:10.,300円(代引きで送料込みの
  値段です。)

配送方法:代引き」でのゆうパック便とな
  ります。
納品予定:ご注文より、2,3日以内に着く
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通年用の歴史とのセット問題集の価格は、「17,000円」にてご販売! 併せてご検討ください。

生徒の地理の勉強に対してひと言

 自分で勉強していても「社会」という科目の根本的で絶対的な勉強不足が目立ちます。定期テストでの点数はよくとも、その実態となる実力の形成がはなはだ不足している生徒は、非常に多いです。あるいは塾で勉強していても社会の授業がなかったりで、学習のしかたがわかっていない生徒もとても多くいます。
 
 社会は、1,2年生よりもっときちんと勉強時間を確保して、コツコツ勉強すべきです。そして深く暗記すべき内容と知識は、本人が思っているよりもっと多いです。学校の授業をしっかり聞き、その内容を理解、覚えることはもちろん基本の姿勢ですが、入試の観点でいえば、それだけの学力では甚だ不適といえます。的が外れている内容があったり、教えられる知識の幅が狭かったり、深さが足りなかったり、そしてくり返しの学習をしませんから、基礎・基本の知識ですら忘れてしまうのは、大多数の生徒の姿でしょう。

 それらに楔を打ち、社会の正攻法の勉強のしかたと、高校入試に必要な知識はどこまで広く、または深く学ぶか、そしてくり返しの作業のなかで暗記して本物の実力を身につけるか、それを学んでいける問題集です。

勉強のしかた(ご参考まで。あくまで自分に合うよう工夫、進めてみてください。) 関連メルマガ(問題集のもう少し詳しい説明)

 <中1・2生が勉強する場合>
 学校の教科書や説明プリント、ワーク問題(あるいは市販の問題集1冊)などをしたあとに、<A>の「実力定着プリント」をする。
 できなかったところは赤で書き、内容すべて暗記する! 特に資料関係(グラフや統計など)、そして数値の暗記(たとえば人口)は、徹底
 して覚えこむ。それを暗記しておれば、難しい問題もやすやすと解けるから!

 
1.<A><B>→<C>  
 2.<A>→<B>+<C>


 1は、<A>の知識の骨子となるプリント内容すべて覚えたあと、連続して(別に日にする入試問題で構成したプリント<B>をする。もちろ
 んここも、知らない知識やできなかった問題はすぐに完全暗記すること。これでワンセット。あとは定期テスト前、<C>のプリントしてどれ
 だけ覚えているかチェックする。忘れたものは当然覚え直しである。これでテスト対策の8〜9割は完成。あとは学校の授業内容に沿った
 ノート、配布プリントなどで余分なところを補えばよい。<
こちらのほうを勧めますが

 2は、<A>の知識の骨子となるプリント内容すべて覚えたあと、時間が経ち、テスト前に<B>と<C>を連続して学習するやり方です。
 <1に比べ、個人的な事情があり、時間的に余裕がない場合にお勧めする勉強のしかたです>


 「<新版>実力をつける地理問題集」の17回の内容
<A>実力定着問題(18枚)<B>入試実践問題(36枚)<C>再学習問題(18枚)
1.地球のすがたと世界の国々 2.日本のすがた
3.地形図の見方 4.九州・中国・四国地方
5.近畿・中部地方 6.関東地方
7.東北・北海道地方 8.中国・東南アジア
9.ヨーロッパ 10.アメリカ合衆国(&カナダ)
11.オーストラリア・南米・アフリカ 12.世界と日本の地形・気候VOL.1
  世界と日本の地形・気候VOL.2
13.世界と日本の人口 14.日本の農林水産業
15.日本の資源・工業と環境問題 16.世界と日本の貿易・交通
17.世界と日本の暮らしと文化
問題イメージ〜実力をつける地理」より
NO.7<東北・北海道>【A】実力定着問題
 
 NO.5<近畿・中部地方>(プリント)【A】実力確認 NO.5<近畿・中部地方>【B入試問題
 
NO.1<地球のすがたと世界の国々)【A】解答 NO.1<地球のすがたと世界の国々>【B】解答


          
          地理の力をみましょうか?<有効数字2桁の知識> NO.566メルマガより

 中3生を対象とした社会の問題集「<新版>入試社会の攻略」のなかの地理編と、中1・2生を対象とした「実力をつける地理」を改訂したもので、今回は地理について思うところを書いてみることします。

 しかし、社会なんて科目、好きなお母様は珍しいであろう。人生これまでも、またふだんのなかでもまったく興味がないし、考えることなぞ99%ないかもしれません・・・。どっか他所事の世界。それも地理なんてとくに、聞くだけでチンプンカンプン、俄かに頭が痛くなるし、できれば読みたくない。しかしここは、自分ではなく子供の学習に関わることなんで、そして他ではまず知り得ないディープ(?)情報とテクニックも書いているので、可能ならどうぞ我慢してお読みいただければ、と。

 社会ができる奴は、たとえばこんなことを記憶している。といっても、他人の頭のなかのことはわからないので、自分の頭に中にあることを書いてみる。(なんだ、それではいまの大人の頭で、子供のときのことではないじゃないか、と思われるかもしれない。いえ、そうじゃない。多少の知識の食い違いがあるだろうが、いまの頭の減退を考えれば、むしろ中学時の時のほうが量的にはむしろ上であったような自覚がある。でもまあ上には上がいっぱいいるもので、そこそこできる奴くらいに過ぎませんが。)

 地理に関して、頭にランダムに浮かぶ数値を次にすこし書いてみる。人口、面積など。ただ地理の数値はほぼ不動のものもあるが、時代とともに変化するもので、当然アップ・デートしたのをここでは書くとする。

======================================================================
1.14億、12億(12億6000万)、3億2000万、2億5000万、2億、1億4200万、1億
 2700万、8200万、6000万(6600万、6400万、6100万)、3500万、2400万、
 1000万

2.1700、1000、963、960、330、100、55、50、38 

3.1300、980(990、970)、700、600、550、500、300、200、85、81、75、
 70、58 万をすべて省略。

4.340、34、3.6、3
======================================================================

 ふつうは覚えるべき事項があってこの数値があるのだが、逆にした。つまり、これは確かに覚えているから書けるのであって、生徒の学習のしかた、とくにたしかな暗記力の身のつけ方のひとつの確認手段となるでしょう。

 一度覚えたら、せめて高校入試が終わるまで忘れないような、そんな覚え方をしたい。

 テスト前に急に覚えて、テストが済んだら急にどこかに蒸発して消えてしまうような、あるいは範囲の狭い定期テストで90点以上のいい点数がとれていても、実力となるとその7割程度の知識に下がってしまう、そんな勉強と暗記力ではイケないと思う。

 外側の広い知識やあるいは肉付けした深い知識は、たとえ時間とともに風化しても、内側にある核心部分の知識だけは絶対忘れてはいけません。ところが、ほとんどの生徒はわざわざ肉付けした広い知識のため、時間とともに焦点はぼけ全体も曖昧になり、核心の知識さえも不確かな状態になる。

 理解を深めるために、内側の核心となる知識以外にさまざま肉付けした広い外側の知識を習うが、理解する学習で内側にあるコアな知識まで時間が経つと消え去るのは、ほんと矛盾しているといえる。要するに、理解と暗記は別物だ、とそれくらいに割り切って、暗記を大事にしてほしいと思う。 

 さて、上で書いた数値がなんであるか、説明をします。

======================================================================

 1の数値は、世界の国々の人口(2014年)を表しています。もちろん概数です。

 中国(14億人、より正確には13億9400万人)、インド(12億人、より正確に
は12億6000万。四捨五入すれば13億人になるが、中国と混乱してはいけないの
であえて12億と差をつけた。)、アメリカ(3億2000万人)、インドネシア(2
億5000万人)、ブラジル(2億人)、ロシア(1億4200万人)、日本(1億2700万
人)、ドイツ(8200万人)、フランス・イギリス・イタリア(6000万人、正確
にはフランス6600万人、イギリス6400万人、イタリア6100万 ほんの10前くら
いまでは3国ともほぼ同じで、5800万くらいでしたが)、カナダ(3500万人)、
オーストラリア(2400万人)。

 1000万人というのは、ヨーロッパの比較的小さな国々でポルトガル、ベルギ
ー、スイス、ギリシャなど。でも、私立の一部は別だけど公立ではまず100%
これらの国に関しては出ないので、軽く押さえておくだけ。あと東南アジアの
国々の人口も多少指摘しておきたいところがあるが、説明が長くなるので省略。

 2の数値は、国の面積ですね。

 ロシア(1700万平方キロメートル、世界1位)、カナダ(1000万平方キロメ
ートル、世界2位)、アメリカ(963万平方キロメートル)、中国(960万平方
キロメートル)、インド(330万平方キロメートル)、エジプト(100万平方キ
ロメートル、切りがいい数字で覚えやすい)、フランス(55万平方キロメート
ル)、スペイン(50万平方キロメートル)、日本(38万平方キロメートル、よ
り正確には37万8000平方キロメートル)てな具合。

 アメリカと中国の面積がとてもよく似ている。似ているのは混乱のもとで、
こういう時はどちらか一方をしっかり頭に刻みつけることが大事。で、どちら
を意識するかといえば、それはアメリカでしょう。9,6,3という数字の並びな
んだから。また、カナダなんて実際は998万5000平方キロメートルなんだけれ
ども、こんなものたとえ1,2日間は覚えていることができても1,2年も覚えて
おくことはできない。だから1000で記憶。

 なお老婆心ながら書いておくと、入試問題のなかの資料関係の問題では、た
とえば国土面積が9,597と表記されている場合がある。当然その単位をみる。
千平方キロメートルと載っている。つまり万単位に直すと約960万になるわけ
だから、中国であると断定できる。この持てる知識の断定こそが、高得点を生
むと思うが、どうか。

 次に3。これは日本の都道府県の人口(一部)を表している。

 東京都(1300万人)、神奈川と大阪(980万人、より正確にいうと神奈川県
990万人、大阪府970万人)、愛知県と埼玉県(700万人)、千葉県(600万人)、
兵庫県と北海道(550万人)、福岡県(500万人)、茨城県(300万人)、栃木
県と群馬県(200万人)。そして人口100万を切る県としては、山梨県(84万人)、
福井県(80万人)、高知県と徳島県(75万人)、島根県(70万人)、鳥取県
(58万人、一番少ない)がある。

 が、もっとシンプルにして、山梨県と福井県を80万として覚えてもいい。な
ぜなら、この両県が同じ問題のなかで並んで出題されたことは記憶の許す限り
ないのだから、つまり、区別を誤る可能性はないということ。また上には書い
ていないが補足して書くと、和歌山県と香川県は、直近のデータ(2015年)で
はついに100万人を切ってしまった。

 人口増加率という指標が、資料のなかに出ることがときおりある。過疎化、
高齢化が進む日本のなかで、また東京一極集中という現象のなかで、人口が減
る県は大半である。大阪府ですら減っており、神奈川県に抜かれた。増加して
いるのは、東京都、神奈川県、埼玉県、そして愛知県と福岡県、それに沖縄県
と6つの都県にすぎない。ほかはみなマイナスだ。問題は深刻です。

 最後の4は、人口密度です。

 日本(340人、より正確には335人)、アメリカ(34人)、カナダ(3.6人)、
オーストラリア(3人) 見てすぐ気づくと思うが、日本の10分の1がアメリカ
だから、覚えやすい。 

 人口密度というのは意外とよく出る数値で、人口や面積が載っていない問題
の場合、その代わりに出る指標といえる。たった4つしか覚えていないが、こ
れでも結構役立つから不思議。

======================================================================

 中国の人口は、いまや14億だ。ほんの数年前までは、13億で覚えていりゃあよかったけれど、2014年の最新データでは13億9400万となっており、もうこれは四捨五入するまでもなく、頭のなかのデータを修正して14億人で覚えておかねばならない。まあ日本の11倍強もあるだんから、政治的な話には触れる気はまったくないけれど、人の数だけみてもわたしなんかげんなりしますし、なんとも気持ちが引いちゃいますね。予測では、2030年にはどうやらピークの14億5000万人に達するらしく、頭に記憶しておくデータとしては当面、14億で事足りそうです。

 ちなみにインドは、50年後の2065年にはピークの約16億5000万人に達するらしく、中国みたいには嫌気も脅威も感じないがそれでもなんとも恐ろしい数字である。なお2030年頃までには中国を抜いて、14億6000万人に達すると予測されている。

 さてここで、上で書いた暗記すべき数値がどのように活かされるか、具体的に問題をひとつ出してみたいと思います。生徒の地理に対する力がどれほどあるのか、それを見るのに試されてみてもいいでしょうか? やる場合はもちろん上のデータは伏せておいて、直接下の問題をしてみてください。

===================================
(問題)次の資料は、関東地方1都6県の面積などを表したもので、キは東京都、
 アからオは地図中のa〜fのいずれかに当たる。イとエに当たる県をa〜fから
 選び、< >にその記号を入れよ。
 注:ここでは地図が描けないので、以下の通りとする。
   a-神奈川県 b-埼玉県 c-千葉県 d-群馬県 e-栃木県 f-茨城県

 面積(平方キロメートル) 人口(万人) 高度が300メートル以上の地域の面積

 ア 6096        294         626

 イ 5157        614           7

 ウ 6408        198        2877

 エ 6363        197        4830

 オ 3797        716        938

 カ 2416        894        679

 キ 2187        1280        544

  解答欄 イ-< >  エ-< >
===================================

 もとの入試問題は、アに当たる県は何か、その県名と記号を問う問題であるが、ここではワンランク上げて作ってみた。

 県の面積や人口、あるいは人口密度や産業別人口割合、そして農産物の生産出荷額または工業製品出荷額などの中から、3つほど並べて判断させる問題が定番だが、ここではユニークな視点として「高度が300メートル以上の地域の面積」というデータが載せられている。

 ふだん社会の学習のなかで地図帳をよく見て、慣れ親しんでいるか、それを調べる意図の問題作りであろう。わたしなんかこれを見て、なかなかいい問題を作るねと感心するが、生徒にとっては、この資料問題を読んで、えっ?とすこし引いちゃうかもしれない・・・。

 さて、解答の説明をします。

 入試問題どおりなら、アに当たる県ですから見て一発解答、瞬時に答えが出ます。人口294ですから、約300万人。fの茨城県になります。(問題作成者の意図からずれてしまい、申し訳ないですが。)

 上の暗記すべき数値に、これ(300)は載っています。

 では、次にわたしの設問に対して、解説を進めます。人口を見てわかることをどんどんチェックしていきましょう。イは614で、約600万。よってcの千葉県。ひぇー、千葉県て「高度が300メートル以上の地域の面積」がたった7で、
山がほとんどない平地ばかしの県なんですね。余談はさておき、ウとエは人口198と197ですから、約200万人。ということで、栃木県と群馬県。ちょっと時間がかかりそうなのであとで考えましょう。

 オは人口716で、約700万人。よって、bの埼玉県。カは人口894で、約890万人。よって、aの神奈川県。ちなみにキの東京は、いまの人口約1300万人だけど、面積を見ると2187平方キロメートルとこの中では一番小さい。こんな4桁の数字は頭にとても残るものではないが、面積が一番小さいのは香川県、次に大阪府、次に富山県、そして東京都と4番目になります。

 残したウとエについて。どちらも約200万人。どちらが栃木県または群馬県になるか。面積を見ても、ウは6408で、エは6363とほとんど同じ。残る資料、高度が300メートル以上の地域の面積で比較するしか方法はない。ウは2877、エは4830。ほかと比べるとかなり多いが、それでも差はついた。どっちの県が山が多いのか? 目を瞑って想像してみる。地図帳でどっちの県のほうが茶色く塗られた部分が多いのかを。そうです、新潟県との境界にある越後山脈、また長野県と接する山々がある群馬県のほうが山は多く、よって高度300メートル以上の地域も多くなるであろう。そこで結論。ウは栃木県、エは群馬県。

 イ-<c>  エ-<d>

 はじめに書いた、暗記をしている数値をもう一度参照してほしいのですが、気がつくことがないでしょうか? 

 そうですね、すべて数値は、はじめの2桁に留めている。単位なんてふつうに出るから、有効数字2桁で覚えている。しかし、これを1つ増やして3桁にすると、とてもじゃないが覚えられない。現に、こうしてここまで書いてきて、東京都の面積はいくらだったか?と憶い出そうとしても、21・・まで出てきてもそのあとはすっかり消えている。2187なんて4桁の数値は、たった1個覚えるならできるとしても、次から次、ぞろぞろとたくさん頭のなかからひねり出すのは無理ってもん。

 ここには覚えるべき大事な数値の一部分を書いたが、ほかにもまだまだある。また地理全体の覚えたい知識でみれば、100分の1くらいなもんではないか?そう考えると、有効数字2桁で覚える意味が、より納得してもらえるかと思います。

 入試社会のなかの地理問題で、確実に正解を出す知識と力とはなにか、その一端を今回書きました。

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 ※ 確実に正解を出す知識と力を鍛える問題集
  ★中1・2生:「実力をつける地理&歴史セット問題集」
  ★中3受験生:「<新版>入試社会の攻略」
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