赤道一周40000キロ。今回は地球or世界地図を眼に浮かべて、縦線はパスし
て横線を強くイメージしてみて。
横線は、緯線というね。赤道から北側が北緯○度、南側が南緯○度。
大事な緯線は、赤道と北緯40度の2本!
赤道は、3カ所覚えていれば、問題に対応できる。東南アジアではシンガポ
ールのすぐ下。南米ではアマゾン川の河口。そしてアフリカでは、南北の長さ
でいえば地図のちょうどど真ん中(ギニア湾のあたりorコンゴ)。
これを暗記すべし! 詳しくは地図帳を見て。シンガポールはどこだ?とい
うのはおかしい。マレーシア(マレー半島)のすぐ下の島。アマゾン川もたく
さん支流があるんで、とにかく河口の位置を見る。
次は、北緯40度の緯線。これも入試ではよく出る定番問題。
秋田(日本)―北京―ローマの下―イベリア半島の真ん中やや下(マドリー
ドの下)―ニューヨーク―
日本の北海道もヨーロッパでは地中海にほぼ入ってしまう、フランスの南部
に少しかかるくらいなんだから、それからするとパリやロンドンの位置が、ま
だ北海道より北にあることは容易に想像されるだろう。
とにかく北緯40度は、日本では秋田(もう少し正確にいうと八郎潟の干拓地
あたり)。ヨーロッパでは、長靴の形したイタリアでは踵(かかと)の部分少
し上、ローマの下。イベリア半島のスペインでは首都マドリードの下あたり。
そして北アメリカの地図が問題になっていれば、ニューヨークを目印にすれば
よい。そのニューヨークが東岸のどこらあたりかは、基本の基本なので、まだ
よく掴んでいなければ自分でチェックのこと。
世界地図は是非、自分の部屋のすぐ見えるところに貼っておきたい。日本地
図と併せて、それは学習上どうしても必要なものだ、と思うよ。
今回の2つのポイントを暗記。次回の2号ではチェックするから、必ず覚えて
しまうべし! こんなのは一度覚えると、2年でも3年でも忘れることはないけ
れどね。
次回は、経線と時差の計算問題について。
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