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  高校入試でターイセツなこと、って何だ?!
§248 「<高校入試>英文解釈特講」問題集
 
<注>この問題集は現在、発展解消し、「入試長文の攻略」とまとめ合わせ、「公立入試英語の攻略by Toppo」問題集に統合、編集し直しました。

 この問題集は公立入試の長文英語に対し、過去の入試問題を厳選し、よく出る英文表現や重要となる一部分、また生徒が複雑に感じて読み取りが曖昧になる箇所などを抜粋をして、その読みこなしかたと英文の解釈を教え鍛える問題集です。

 また、どうしたら書いてある内容をほんとうに理解して読めるようになるのか、ひとつひとつの文の意味を正しくつかみながら最後まで速く読み通せるようになるのか、生徒の抱えるこの大きな課題に対して、その力の獲得と養成に焦点をあてた問題集です。
 
 入試長文というものは、1・2年の文法は当然の基本として、中3の文法が重要な読解の鍵になります。よってすべての学習事項を習い終えてから、入試長文の対策に取りかかるのが常識ですが、実はこの当然の学習の移行にはやっかいなギャップがあるといいますか、その狭間には深い溝があるものです。

 そのギャップと深い溝を作っているのは、とりもなおさず生徒自身そのものに他ならないわけですが、これまでに学習してきたこと、延々と演習してきたであろうその文法その他の知識が、まだまだ見かけだけのものでほんものでなかったり、不十分すぎる読解力のため、いきなりの入試長文となると、額に皺を寄せるだけでまともに読めない、読んでも意味がわかるのに時間が異常にかかりすぎる、また正しく訳せない、といより目が英文から離れてれてデタラメな訳し方をするなど、程度の差はあれかなりの生徒が、入試長文を読みこなす為の基本となる力をこの大切な最終の移行期にも拘わらず、あらかじめ持ち合わせていません。またこの事実は、学校(そして塾でも少しましな程度)での英文の読みこなしの訓練と指導が想像以上に貧困であり、まともにできていない事にも拠るでしょうが、あともうひとつはやはり、入試長文全体の長さやレベル、そのひとつひとつの文の長さや構造、表現方法が、普段の、あるいはこれまでに習ってきたものと質が微妙にときに大きく違う点にも、その原因はあるでしょう。

 これらのことから何がいえるかといえば、すべての学習事項を習い終えてから、入試長文の対策に取りかかるのは無理があるいうことで、その間にワンクッションの勉強を置く必要がある、ということです。即ち、入試長文を読むための基礎訓練、基礎体力を十分つけておく勉強です。それは、これまでの3ヵ年の文法や語彙などを復習をするという後ろ向きなものではなく、あくまで入試長文のなかで、その構成要素である文や文章を使って研究、解釈する積極的・攻撃的な学習です。この集合が、入試長文全体に他なりません。

 入試長文をそれなりの方法で研究すれば、ほんとによく出てくる英文表現、フレーズ、文法、単語、熟語などがあります。その学習のしかたは、まず自分で一定の量の英文を和訳し、解答の訳との違いや読み取りの間違いを直し、その箇所の大事なポイント説明を理解する。次にその逆、――和訳(訳例)から英文(大事な文法ポイントやよく出る言いまわし、熟語、単語などの挿入形式で)を書く訓練。これでほんとうにわかっているかどうかがつかめる。さらに入試にはよく出る単語やイディオムを練習し、暗記してしまう。一部大事なものは、英作もする。

 これを右(英文解釈特講問題集の構成)の3タイプのパターンでやれば、繰り返し出てくる表現、文法、語彙などが十分すぎるほど自分でもわかるようになり、長文の読み取りで大事なことに気づき、そしてまた、ある程度まで覚えこんでしまうであろう。その結果、もはや深い溝はいつの間にか埋まっており、公立入試過去問の長文を余裕をもって正しく読みこなす、その目と読解力は、まず備わったといえるだろう。

 もちろんこれだけでは英語の入試勉強をしたとはいえない。しかし、一番必要な部分、もっとも大事で受験生が手をつけねばならない核心の部分の勉強は、この問題集でカバーできるであろう。あとは各都道府県の過去問の長文問題でその力をさらに磨き、設問への受け答えなどきっちり対応する力をつけ、自由英作文やリスニングへの対策を積むことは言うまでもありません。