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 .中学英語/1・2年の総復習問題集を使っての勉強の仕方について教えてください。<K様>

中学英語/1・2年の総復習問題集
は、基本的に問題集とその解答のみで勉強できるように作ってあります(中1英語REVIEWも同様です)。

学年や状況は違いますが、中1英語REVIEWを使ってその後英語をめきめき上達させ公立トップ校に進学した生徒もいますし、中学英語/1・2年の総復習問題集を復習して、英語の実力をかなり上げた生徒もたくさんおります。ただし、中2英語のほうは、文法的にいろいろ習いますし、細かなルールもあり、これを使う生徒の中にはその基本となる文法をまったく知らない生徒もいたりしますので、その学習の補助として「文法ノート」を勝手ながら付け足すことにした次第です。

問題集をやってもらえばわかるのですが、特に中1英語の内容は、文法的にまったくわかっていないのではなく、わかっているのに実際は間違う、また中途半端にわかっているだけで、完全にはそのルールを知らない、それを問題演習して気づいていく、そして間違った英文をノート直しをして暗記する。それが基本となる勉強のしかたです。

あくまで問題の作りと構成の中で生徒に考えさせ、誤りに気づかせ、かつ進めていく中で反復がかなり入っていますので徐々に知識が鮮明になっていく、また何がポイントで押さえて暗記するのかがわかるように工夫とノウハウを入れて作ってあります。

ですから、お母様のお書きの「文法ノートの音読」は、通常の学習にはほんとに大切な作業なのですが、復習という意味では、とにかく継続と集中した勉強のもと、問題集を完成する、やり遂げることに重点を置いてもらえばいいかと存じます。

問題をたくさん解き、文法を考える、そして間違いを直しをし、暗記するのです。
音読を取り入れる勉強は、この時期と塾など環境から、そして期間的にもかなり本人にはきついでしょうし、無理があるようにも思います。

上記の勉強をきっちりしても、おそらく7割から8割身についたらいいほうだと思います。でも、それでいまはいいのです。その後の中3学習の中でもまだまだ直していく、覚えていくことはたくさんあるのですから。しかし、全体をし終えたあとの力は、いまより数段向上しているはずです。100%は目指すのでなく、80%でいい。その余裕をお子様に与えるほうが、結果はいいのが出るのではないでしょうか。それを目指してください。