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 学習上の問題点など
10.中3学習での課題<公立トップ校へ向けて><M様>
さて、問題は数学と英語の不安定さ、それに社会。
<この生徒は、数学、理科、国語はかなりできます>

はっきり力が不足している社会から。勉強時間も少ない、努力も足りない。で
は、こうするんだよ、1,2年の復習をしようね、といってもするものではない。
たとえ気持ちがあっても行動が伴わない。ずるずる秋まで行って、ようやく暗
記しなければと大慌て。多少はましになるだろうが、偏差値でいえば60は超え
ない程度。○○高<公立トップ校>にはそれでは不安要素が入る。

じゃあ、どうするんだ? それは、本人の気持ちが定まること。つまり、社会
を何とか押し上げる、実力を上げねば、という強い気持ちをほんとうに自覚す
ること。そしてそれを行動に移すこと。何をもって?! いま社会の問題集を
作っています。いままで塾で使っていたのを叩き台に、根本的に作り変えてい
る最中。真剣にやれば偏差値70は超える代物です。しかしそれは、いまの力が
60あるかないかの生徒のことで、50少々なら65ぐらいが最終目標かも。でも、
そこまでは努力すればゆく。そのためには4月からスタートすること(完成は4
月上旬を目指しているんですが)。かなりしんどい勉強にはなるけど、中3な
ら当然。是非頑張って欲しい、と思います。

さて、数学と英語。模試と実力テストの逆転現象。これは成績のいい生徒の中
ではよくある事例。でも、ほんとうに実力のある生徒はそのようなことはない。
つまり、まだ、どちらの科目も十分な実力を伴っていないということ。これを
鍛えることが中3の課題ですね。

英語はいまどのような勉強をしているのかな? 問題集をやっていますか。間
違いをノート直しして覚えていますか。重要構文を暗記していますか。手で書
いて、何度も何度も繰り返して染みこむ練習をしていますか。

模試の英91点と学校の実力テスト英78点の差はどこにあるか? 出題傾向の差
? 十分問題を読んでいなかった? 確かにそれもありますね。けれど、やは
り中身なのです。 本人の英語の中身です。積んでは崩れ、入れれば漏れの状
態は殆どの生徒の実態ですが、○○君もまだその中身は80%ぐらいしか身には
入っていないのでしょう。10習えば、時間の経過とともに2が抜ける。次に新
しいことを10習えば、2が抜ける。では、20のなかのいくら身についているの
だろうか? 16?ではありませんね。最初の2をカバーして初めて16です。計
算が合いませんが、現実はそういうものです。つまり、新しく習うことの吸収
はもちろん、絶えず補修していかねば、実力はそう簡単には溜まらないという
ことです。そのあたりの学習の継続と集中が、まだ足りないように思えます。
知識が頭から体に降りていないのです。そこそこまで来ている訳ですから、あ
とはもう少し時間をかける演習と記憶の作業が欲しい。

最後に数学ですが、模試の数64点(55.1)と学校の実力テスト数97点。
これは出題傾向と問題難易度の差です。学校では学習した基本を覚えているか
を観ているの対し、模試は数学能力を観ているのです。ですから、数学能力が
練れていないことを表しています。E-juku1st の問題集はそこを取り入れてあ
るのですが、恐らく十分にはやっていない筈です。プラスαの学習(宿題編の
右側のEEと授業編の下の部分REVIEWの箇所)をしていないと推います。
数学の力はある生徒なのですが、いつの間にか学校のレベルだけに留まってし
まった学習の結果であるように思います。

このあたり、今度からする「図形特訓教室」を利用して、もっともっと頭を練
り、また安易に解ける問題ではなく、悩んで苦しむ問題を学習をしてゆくこと
が必要かと考えます。このような感じでしょうか。ご参考になれば。