小8実力評価テスト<公立中学に進む前に> by Toppo
国語 解答編 問題へ 制限時間:15分
  
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
 【解答】と【生徒の誤答例】
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
<問一>次のカタカナを漢字に直し、( )に書きなさい。(各2点×30問=60点) 
1. 司会にシメイ(指名)された        2.物事をセイカク(正確)に知る
3.係りの人がアンナイ(案内)する    4.足の指をマ(曲)げる
5.機械がコショウ(故障)する       6.新聞をス(刷)る
7.彼はキチョウ(貴重)な人材だ     8.路上の石を取りノゾ(除)く
9.なかなかナットク(納得)しない     10.キョウミ(興味)深い本
11. 川にノゾ(臨)んだ家          12. カンセイ(歓声)をあげて迎える
13. それでは逆コウカ(効果)だ      14. 生徒をヒキ(率)いる
15. 機関車をソウサ(操作)する      16. 銀行にお金をアズ(預)ける
17. テンラン(展覧)会に出品する     18. 不足をオギナ(補)う
19. 大学のコウギ(講義)に出席する   20.決まりモンク(文句)
21. 外国とのユウコウ(友好)関係     22. テキド(適度)な運動
23. 事務所をモウ(設)ける         24. コウフン(興奮)して眠れない
25. 偉大なコウセキ(功績)を残す     26. それはヒミツ(秘密)です
27. これはジッサイ(実際)にあった話   28. 車のシュウリ(修理)
29. 駅のコウナイ(構内)を走る      30.旅行のヨウイ(用意)をする
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
★書きは60点の配点。ここで半分の30点も取れない生徒は、<問二>で10点以下、
 <問三>で2点か4点くらいしか取れないので、合計40点前後の結果となる。これ
 が公立中学に進む生徒の平均的な漢字力。つまり、その国語力はかなり低い。
 そんな学力で中学に進むべきではないのは、わかるでしょう?! もっとまともな
 漢字力をつけるべく、今すぐ勉強を始めるべきだね。
・まあどの生徒も一応に「秘密」の漢字は書ける。そしてそのような生徒は、コウフン
 (興奮)が書けない。
・漢字は文章に適わせた「正確」な漢字を書きたいものだけど、なかに「性格」と書く
 生徒がいる。
・ス(刷)る、テンラン(展覧)会、ナットク(納得)、ノゾ(臨)んだ、カンセイ(歓声)、
 ヒキ(率)いる、アズ(預)ける、コウフン(興奮)などの漢字は特にデキがよくない。

<問二>次の漢字の読みをひらがなで( )に書きなさい。(各2点×15問=30点) 
1. 強情(ごうじょう)な男だ        2.潔い最期(さいご)をとげる
3.体裁(ていさい)を気にする     4.直(ただ)ちに出発する
5.策を授(さず)ける           6.朗(ほが)らかな性格
7.書物を著(あらわ)す         8.寒気が和(やわ)らぐ
9.要領を会得(えとく)する       10.風情(ふぜい)のある景色
11.環境に順応(じゅんのう)する    12. 解熱(げねつ)剤を飲む
13.神社の境内(けいだい)を歩く   14. 丁重(ていちょう)に取り扱う
15.再(ふたた)びそこを訪れる
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
★読みの配点は30点。10点もとれない生徒がたくさんいます。
●強情(きょうじょう)、最期(さいき)、体裁(たいさい)順応(じゅんおう)、会得(かいとく)
 など、正しい読みかたを知らず、漢字をそのまま単純に読む生徒が非常に多い。
 つまり、この種の漢字の読みかたの勉強、訓練が日頃から足りないのだろう。
 多少は勉強した経験があっても、身についていないのなら、まったく意味はない! 
 そのような浅い学習のしかたと覚え方では、英語も同様なことがまず起こるので、
 徹底して練習し、暗記すべし!

・7番:著(あらわ)す を、(いちじる)す、とか、(ちょ)す、とか読む生徒がいる。
 なかには中3生でもこの字がまともに読めない生徒もいる・・・。


<問三>次の( )に漢字を入れて、1,2はことわざ・慣用表現を、3〜4は四字熟語
   をそれぞれ完成しなさい。(各2点×5問=10点) 

1.一を聞いて(十)を知る   2.光陰(矢)のごとし
3.(単)刀(直)入        4.(自)業 (自)得      5.馬(耳)東(風)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
★10点の配点しかないけれど、平均すれば4点ぐらいしかとれない。困ったものだ。
 知識がなく、空白のままの生徒がほんとに多い。このようなやさしい基本の慣用句
 や四字熟語などは小学時にすべて覚えておくのがふつうである。このふつうの学力
 を、まず養っておくこと。
 1番:一を聞いて(二)を知る、と書く生徒が多い。うーん、たまらん。

小6テスト説明ページに戻る