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| ●4つの構成のどこから始めてもかまわない。自分の苦手な分野、弱い箇所からするのもいいし、得意なところ(?)から 始めてもいい。計算編はあくまで付録であり、たとえば関数や図形の問題を1問すれば、次に計算の1問(各都道府県ご と)を混ぜてするなど工夫して取り組んでみてください。 問題1問にかける時間は「15分」。これをよく守ってするべし! 時間をかけ、よく考えて、とことん粘って解くのも大事 な数学の勉強姿勢だけれど、反面それは、入試で実際に解く方法やまた緊張感とは性質を異にする。できるだけ入試 と同じ状況下で、集中してするのがいい。15分で出来ない問題は、解くノウハウを持っていないわけで、入試本番では さらに出来ないのだ。解答を参照して、よくよく研究するべし。 しかし解答をみてわかったとしても、その解く方法と具体的ポイントは、まだほんとうには身についていない。事ここに きて大切なことは、入試数学の問題における自分の力の見極めをすることである。つまり、基本で出来なければならな い問題を確実に知り、かつそれらを正確にできるように努めること、そしてもう1点は、考えが及ばなかったもののもう少 しで解けそうな問題、ごくごくほんの少しのアドバイスで解くきっかけが見つかる問題こそ、その解法を十二分に知り尽 くす勉強を、目一杯することである。 たとえば問題のなかに小問が(1)(2)(3)と3題あるとする。公立入試の問題の流れは8割、(1)を利用して(2)へ、 (2)を利用して(3)へ、あるいは(1)と(2)を利用して(3)へと発展していく作りである。当然(1)は、誰でも出来る問題 であるが、(2)の段階で難しくなる場合、(2)はまだ基本で(3)の段階で急に難しくなる場合とに別れる。いずれのして も(1)と(2)がまずしっかりとできることである。現実はこの段階でこける生徒が8割前後はいるのだが、その力と知識 をまず、この問題集で十分養うことである。それが合格に繋がる確たる道である。さらに(1)と(2)に対応できた生徒は、 (3)に進む。 間違ってはいけない。これは学校の定期テストや実力テストではない。問題の作り方やその意図、背景がまったく違 う。100点を目指す考えや勉強のしかたは通じないのである。出来なかった問題、さっぱりわからなかった問題は、背 伸びしてなんとかようやく理解できたものなら、たとえノート直しをして再度学習しても、心底理解は出来ていないはず で、ポイントの把握も不十分で、つまり応用が利かない状態に留まっているのが大半のケースであるといえる。 数学に関し、受験対策をしてい生徒の90%以上の姿が、実はこれなのである。自分の力を無視して、やさしい問題か らまったく歯が立たない難しい応用レベルの問題まですべて、解かろうとして勉強をして、蓋を開けた結果、従前通り の実力に相応したものに過ぎなかったことがあまりにも多いのだ。これを具体的に書くと、次にようになる。 入試の数学を100点満点でいうと、過去問の点数が60点の力なら、対策をして70点になるかも知れない。しかし、結 果は62点。下手すれば57点もある。これではなんの対策であったのか、なんの受験勉強であったのかわからない。 こういう結果につながる勉強だけは決してすべきでないのは、誰にもわかるであろう。過去問の点数が60点の力なら、 確実のその結果を70点にする受験対策をするべきなのである。 上位校を狙う生徒なら、そしてトップ校を受験する生徒なら、過去問を何年かしてその平均点が73点前後と仮定した 場合、おそらくその目指す目標値、80点を超える確実な勉強をしなければならない(もう少し、高い場合もある)。その 学習に役立ててほしいのが、この問題集です。 量より、質である。時間があれば、量もそこそここなすのがいいのは言うまでもないが、この段階に来ると他の科目 もありそうもいかない。関数と図形の精選した問題(10問以上)をじっくり研究し、どう攻略するか、どのレベルまで自 分のものにし得るか、そして力が足りないと自覚した問題をどう捨てるか、それがほんとうの受験対策であり、またそ の結果、点数を安定して確実に伸ばす方法であることを、是非わかって体得してもらいたい。 さらにいまや、公立入試の定番になった「数学的思考を問う問題」には、プリント22枚もの分量を用意した。「日常の 事象」「数学的思考」「規則をみつける」の3タイプあるわけだけど、一部を除いてパターン化しにくい問題で、受験生が 嫌う、また苦手とする、教える側も説明と時間をかけた割には効果が出ない問題群です。これにも真正面にぶつかっ て、いったいどう解くんだ?!ということを怖がらず、億劫がらず、実地に経験を積んで、その解法に慣れていくしか手 がないわけで、点数を伸ばそうと思うなら避けて通れない問題といえます。 その攻略のしかたを一言いえば、柔道での「寝技」です。立ち技の一本背負いのような、華麗でキレイな攻略はない のです。寝技の、徐々に相手の首を絞める、または鈍重にコツコツわかったことを図や簡単な式で表し、類推していく、 そんな解き方です。解いてみればすぐにわかることですが、計算式は小学校レベルが多く、いいところ中1の方程式 (一部中2の1次関数の式の求め方)で十分な問題ばかりです。しかし自分自身で新たに考える力が要るから、そうは 最後の小問までは解けない(orようになっている)。 ただし、これもたとえ最後まで出来なくても、(1)と(2)ぐらいまでは解くことができる力を是非とも養っておく必要があ るのである。図形同様、最後の(3)(or問題によって(4))は、できれば「儲けもの」のつもりで臨んで、調度いいくらい。 以上、「関数編」「図形編」「数学的思考編」の3つの重要な問題と付録の「計算編」の学習の集積で、いまの持てる 力の確かな底上げを図ってもらいたいと、切に望んでいます。 |
| 「公立入試数学の攻略 by Toppo」の問題Pt.イメージ |
| 1部【関数編】<NO.5> | 2部【図形編】<NO.2> | 3部【数学的思考編】<NO.6> |
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| 4部【計算編】<NO.3> | 2部【図形編】<NO.9> | 3部【数学的思考編】<NO.9> |
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| ※上の赤で書いている問題がチャレンジ出来ます。画像をクリックしてもらえば、拡大になりますので印刷してご利用 ください。 |
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